老眼が引き起こす病気って?

老眼から病気に発生する可能性も

老眼になってしまった場合、老眼鏡や老眼用コンタクト(遠近両用コンタクト)など、老眼の対策が必要になってきます。

老眼の症状では、周りのものが見えづらくなるという問題が起こりますが、老眼をかけることで物の見え方は改善し、日常生活には大きな支障がないように思われます。

 

しかし、実際には老眼になることで発生する病気もあるため、老眼鏡さえ使っていれば老眼ではなんの問題もないという考え方は危険かもしれません。
老眼の特徴である物がよく見えなくなるという症状によって引き起こされうる他の病気や副症状についての理解を深めましょう。

 

 

 

老眼と併発する病気と間違いやすい病気の症状

目

老眼に関連して併発する病気として、勘違いされがちなものとして白内障網膜剥離があります。

 

白内障は、老眼と同じ時期に発生することが多く、どちらも眼へのストレスが原因となって水晶体に異常が発生することで起こる病気です。

 

このような類似点から、関連が深いと思われる老眼と白内障ですが、白内障は透明な水晶体の色が濁ってしまい、視界が霞んだり見えづらくなることにより起き、一方で、老眼は疲労によって水晶体が凝り固まってしまうことにより起きます。
したがって、直接的な関係はありません。もちろん、どちらも加齢に伴って発症することから注意することは大切です。

 

白内障についてはこちらのページも参照してみてください。
老眼と白内障の違いとは?

 

網膜剥離についても、高齢になって網膜が剥がれることで発症するので、老眼が原因で進行するというわけではありません

 

老眼が原因で認知症や鬱病に?

脳

では、老眼が原因となって発生する病気にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

網膜に映し出された映像というのは、脳が認識することで初めて「ものを見る」という行為ができます
また、眼球から得る情報はとても膨大なため、ものを認識するためにたくさんの脳の神経が活性化しています。

 

そのため、眼球から受けとる情報が減少することは、脳全体の働きが低下することに繋がり、判断力や理解力が衰えていくとされています。

 

認知症は脳の病気であり、一見老眼とは無関係に思えますが、老眼などによって脳の働きが衰えると認知症が進行することもあります。

 

脳が働かなくなることで血液循環が悪くなり、脳細胞の代謝の低下、脳細胞の死滅が起こり、結果的に認知症が引き起こされるリスクが高まると考えられています。

 

肩こりや慢性的な頭痛にも

 

また、物がよく見えないことによって心だけでなく身体の緊張が起こる場合があります。
例えば、物がよく見えないと外を歩くときも気が張ってしまって、普段通りに動くことができませんよね。

 

極端な例を挙げれば、眼をつぶっていると中々自由に歩くことができず、身体が強張ってしまいます。
すると、身体全体の血液の流れが悪くなってしまい、肩こりや頭痛が慢性化することもあります。

 

肩凝りや頭痛など体の不調はネガティブな感情へと発展することもあり、最悪の場合うつ病などの精神の病に繋がることもあります。

 

老眼は物が見えづらくなるだけだと軽視されがちですが、物がよく見えないというのは身体にとっても心にとっても想像以上に負担がかかるものです。
老眼の予防対策や老眼鏡などの治療法をしっかり行って、健康な生活を維持できるようにしましょう。