老眼と白内障について

老眼になりやすい人

加齢に伴って起こる眼の症状として、老眼と並んで気になる症状が白内障です。
老眼も白内障もほとんど同じ時期に発症しやすいとされています。

 

どちらも日々の生活などで蓄積されたダメージから、水晶体に異常が起こるという共通点がありますが、治療法やメカニズムはまったく異なります
両者の違いについてチェックして、老眼には老眼の対策を、白内障には白内障の対策ができるようにしておきましょう。

 

老眼と白内障の違い

白内障とは?

老眼と白内障はどちらも加齢に伴って発症します。ですが、起きる症状には大きな違いがあり、直接の原因や治療法も異なったものになっています。

 

まず、老眼というのは、日々の生活の中で眼に蓄積された疲労やストレスが原因で起こるものです。
長い時間活動していると身体は疲れて、例えば筋肉痛や肩凝りなどの症状として現れてきますよね。
眼も同様で、長時間パソコンの画面を見ながら作業していると眼は疲れてしまいます。
ですが、肩凝りなどと違ってわかりやすい症状が出ないことや、中々休む時間が作れなかったりすることから、眼精疲労のケアはないがしろになってしまいがちです。
起きている間はずっと眼を使っていますから、眼にダメージが蓄積されるのも頷けます。

 

その結果、一言で言うと眼も凝っていってしまうのです。

 

眼は水晶体という部位でピントを調節しているのですが、水晶体の周りの毛様体筋が伸び縮みすることで水晶体を動かしてピントを合わせています。
この水晶体が固くなってしまったり、毛様体筋が凝ってしまうのがダメージの蓄積です。
若い内はすぐ改善するのですが、年を取るとそうはいきません。
そして、だんだんとピントが合わなくなりぼやけてはじめ、近くのものが見えづらくなるという症状が出るのが老眼です。

 

 

一方で、白内障というのは、もともと透明だった水晶体が白や黄色に濁ってしまう病気です。

 

水晶体が濁る原因も、加齢によってダメージの快復が遅れてしまうのが原因です。
そのダメージには眼精疲労は勿論、紫外線などの刺激も含まれています。
水晶体が濁ってしまうと、眼に入ってくる情報を正確にとらえることができません。
眼鏡や、望遠鏡のレンズが曇ったり汚れているような状況です。
そのため、脳が物体を正しく認識できない状態になるので、目の前の物が重複して見えたり、目がかすんだりといった症状が発症します。

 

まとめると、老眼は水晶体が硬くなってピント調節が効かなくなる白内障は水晶体が白濁することで正しい映像伝達ができないという症状の違いがあります。

 

老眼と白内障の治療法の違いは?

 

予防法としては、どちらも若いうちから眼の負担を抑えていくというのが一番ですが、一度発症してしまうとその治療法は大きく異なります。
老眼は水晶体や毛様体筋の柔軟性を取り戻すこと、白内障は白濁を取り除くというように分かれていて、例えばレーシック手術を行うといったように様々な方法があります。

 

 

白内障も老眼も物が正確に見えにくくなるという症状で、どちらも加齢に伴って発症するという点でよく似ています。
しかし、実際には症状も治療法も大きくことなり、自分勝手に判断して対策を行っても、症状が悪化してしまうことすらあり得ます。

 

白内障は誰でも起こりうる病気

病院

白内障は実は誰にでも起こりうる病気です。
データによる発症率では、
60代では約70%、70代では90%、80代ではほぼ100%の方となっています。
ですので避けて通ることはできないかもしれませんが、この進行や症状の重さはそれぞれです。

 

 

ただし、眼の病気というのは他の病気を併発する危険性もあり、加齢によって身体の至るところに病気のリスクが潜んでいます。
例えば、老眼や白内障の患者は認知症も一緒に起こりやすいと言われています。
眼が見えづらいだけだと放置せずに、自分の症状は一体何なのか、必ず眼科医などの専門の医療機関で調べてもらった上で、眼精疲労を改善するサプリメントを利用するなど、自分にあった対策を行っていきましょう。